実は新しいものを作り出している?
こんにちは、田中です!
元画像と顔が違う?
高画質化アプリなどを利用したときに、元画像と全然違う印象の画像になってしまったことはありませんか?
例えば、人の顔が高画質化によって雰囲気が違うものになってしまったり…
それにはAIアップスケーリングの補完技術が関係しています。
以前のコラム(AIアップスケーリングって結局何がすごいの⁉)でもご紹介しましたが、AIアップスケーリングは、AI(人工知能)を活用して、元々値の存在しない画素間データを作り出すために隣接する画素の値を用いて補間処理するという仕組みです。
新しい画像を作り出している!
ある意味、元画像を参考に別の画像を作り出しているということなんです!
なので画質が低すぎるものだと、その画質の情報から画素間データを作り、高画質化をするので、元の人物と印象が違った画像になることがあります。
ただ、画質が低くても人物像がはっきりしてたらちゃんと補完されるので、人物が映っている低画質の画像をアップスケーリングするのが難しいというわけではありません。
こちらは【640×445】の画像を【2560×1780】に高画質化したものになります。
肌などがなめらかに表現されているのが分かりますが、顔のイメージなどは変わっていません!
画像をアップスケーリングする際は、映像の一部の切り抜きや、大人数が映っていて一人ひとりの顔が小さい写真などは、高画質化する際に注意していただければと思います!
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